2019/01/28
お世話になった女性の出産退職。退職祝いと出産祝いを別と考えずに、両方を兼ねた記念品をお渡ししてもかまいません。出産祝いは産後7日から一か月以内に渡すのがマナーとされていますが、現在は里帰り出産される方も多いので、タイミングをうるさく言う習慣はなくなりました。 ただし、出産前の出産祝いは絶対にNGです。出産前に退職される方には、子どもに関する品物を贈らないようにしましょう。それでは、一体どういったものが喜んでくれるのか。10個のアイデアをご紹介します。
1 似顔絵や名前の入ったもの
自分の似顔絵や名前の入ったものは、市場に出回っている既製品とは違って、世界にたった一つしかない貴重なものといえます。贈られた人にとっては、思い出に残る最高の贈り物になるでしょう。 ピカソランドでは、出産退職される方とお相手の方の似顔絵を入れた似顔絵時計や、またお名前の頭文字を使ったポエムと似顔絵を合わせたアート額など、退職の記念となるような品物をご用意しています。
2 カフェインレスの飲み物
お相手が妊婦さんなら、定番なのがノンカフェインのお茶やコーヒー。ノンカフェインのお茶の代表格は麦茶ですが、贈り物としては味気ないので、人気なのは貧血予防になるルイボスティー。甘みと香ばしさがあるコーン茶、美容効果のある黒豆茶、便秘に効くとされるタンポポ茶なども、変わり種で喜ばれるでしょう。 コーヒー好きな方は、妊娠中のコーヒー絶ちがつらいと言います。ノンカフェインのコーヒーを「いろいろ詰め合わせ」にして贈るのも素敵なアイデアです。ノンカフェインのコーヒーは、はっきり言ってあまりコーヒーらしくありません。色々アソートにすると、その中でもお気に入りを見つけていただけるかも。
3 ドライフルーツ
昨今は妊婦健診での体重指導が厳しくなっているため、栄養を摂らなければならないのに太ってはいけない、というジレンマに苦しむ妊婦さんが多いそうです。お菓子を食べることに罪悪感を持つ方も。ドライフルーツなら、甘くても低カロリーで栄養価が高いので市販のお菓子より体に優しいでしょう。食物繊維も入っているので便秘になりやすい方にも喜ばれます。 妊娠初期でつわりがきつい方の場合は、食べられる物に限りがありますが、ドライフルーツなら保存が効くので無駄になりません。選ぶ時は、ノンシュガーのものを。「フルーツの砂糖漬け」もドライフルーツとして販売されていますが、糖分過多になりやすいので注意しましょう。
4 身体を温めるもの
妊婦さんにとって冷えは大敵。冷えるということは、血行が悪いということ。血行が悪いと免疫力も下がりますし、肩こりや腰痛の原因になります。特に、妊婦さんの冷えは、母乳の出やお産の楽さに影響すると言われています。 身体の冷えを防止するために、ブランケット・ひざ掛け・腹巻・湯たんぽ・ルーム靴下といったものも、プレゼントとして歓迎されています。冬場はただでさえ身体が冷えますから、妊婦さんでなくても女性なら喜んでくれそうです。体を案じてくれた贈り主の思いが伝わるでしょう。
5 タオルセット
タオルは、産後に何枚あっても役に立ちます。赤ちゃんを寝かせる敷物にもケットにもなり、肌着に差し込めば汗取りに、クリップで留めれば日よけにと万能なアイテム。乳児の時には嘔吐することが多いので、一日に10枚、20枚使う人もいます。 ただし、産前に贈る場合はデザインに気をつけて。いかにもなベビー用の柄は避けます。あくまでもお母さんになる方への贈り物として、シンプルでナチュラルなものを選びましょう。
6 マタニティパジャマ
出産が近づくと、妊婦さんのお腹周りも大きくなって、普通のパジャマだと締め付けがキツく感じられると思います。また出産のために入院すると、マタニティパジャマを着るよう病院側から言われることもあります。おシャレなマタニティパジャマを贈ると喜ばれるでしょう。 出産前は妊婦さんも不安なもので、その不安を和らげておシャレを楽しむという意味でも、贈られて喜ばれる一品と思われます。
7 美容院のチケット
新生児のママは本当に大変なので、美容院に行く暇もありません。完全母乳での育児を選択すると赤ちゃんと2時間とは離れていられません。そのため、数ヶ月は仕方がないと、産前にヘアカットを済ませておく方は多いです。体験型のプレゼントとして、有名店のヘアカットを贈るのもあり!美容院も慣れているので、お腹に負担のないように配慮してくれます。 お金をそのまま渡すのは気が引けますが、ギフトチケットを販売している美容院もあります。先輩ママの方は、「さすがわかってる!」と思われるかも。
8 観劇などのチケット
これも体験型のプレゼント。妊娠中はもちろん体を大事にしなくてはいけませんが、何もできないわけではありません。逆に、好きなことを思いっきりやっておこうという方も多いのです。飛び跳ねるような激しいコンサートは向きませんが、クラシックやお芝居などが好きな方にチケットを贈るのは素敵なアイデアです。 妊娠初期は体調が悪いことが多く、妊娠後期は切迫流産や早産のリスクが出てくるので、タイミングは妊娠中期に。
9 オルゴール・アロマキャンドル
出産前は何かと不安や悩みが出てきて、心中穏やかでない人もいるようです。 そこでそんな不安を和らげるために、オルゴールを聴いたり、アロマキャンドルを炊いたりして、気持ちを落ち着ける人もいるようです。音楽も香りも、リラクゼーション効果が高いことで知られています。
10 プリザーブドフラワー
お花を贈る人も多いようですが、生花はやがて枯れてしまいますし、香りに敏感になっている妊婦さんには嫌われることもあるとか。 香りがなく枯れることのないプリザーブドフラワーは、妊婦さんにうってつけかもしれません。これなら毎日面倒をみる必要もありませんし、しかも花の綺麗さは保たれていますから、飾っておくだけで目と心に潤いを与えてくれますよ。